ホーム » 家計のやりくりQ&A » 消費税が10%に上がる前に家を建てておくべきでしょうか?

消費税が10%に上がる前に家を建てておくべきでしょうか?

【質問】
家を建てるときに、どのくらいお金を持っていればいいのですか。

我が家は、主人と私、それに幼稚園の子供が2人の、4人家族です。
主人は、都心にある工作機械製造関係の会社へ勤めています。
現在は、埼玉県にある賃貸マンションに住んでいます。

今度、念願の一軒家を建てることにしました。
主人の実家から、土地を貰い、そこに建てるのです。
場所は茨城県です。
主人の通勤時間が、倍近くになります。
でも、JR1本で済むので、何とかなるのです。

ただ、いろいろと申請が必要な土地なのです。
申請受付の時期は、限られています。
それで、今度の10月に申請しようと、思っています。
これなら、消費税が8%で済みます。
この申請の認可が下り、着工するのが1年後、となります。
実は、この計画では、着工後に、貯金が20万円ほどしか残りません。
これで大丈夫かな、と思います。

来年の10月に申請を伸ばすことも考えました。
それなら、そのつもりでボーナスを貯金して、倹約もする。
これで、貯金は100万円近くに増やすことができそうです。
ただ、それだと消費税が上がってしまうかもしれません。

なにしろ、家を建てるのは初めてです。
どのくらい、現金を持っていれば安心なのか、よく分かりません。
ローンとか手付金とかを除いた、念のための現金です。

こういったことに詳しい方のアドバイスを、お願いします。


-------------------------------------------------------------


【回答】

■土地を親から譲り受ける

ご両親所有の土地を「頂く」というのは相続するということかなと思います。
土地を相続すると「贈与税」がかかるのをご存じですか?

この場合「生前贈与」にあたりますが、ケースバイケースなので
いくらくらいかかるかはご自身で調べられるのがよいかと思います。

節税対策等ノウハウもありますので、詳しいサイトを紹介しておきますね。
http://www.souzoku-taisaku.com/p7-seizenzouyo.htm

こちらの申請もかなり複雑で時間を要するので、その点を念頭に置いて家の新築のタイミングを計って下さい。


■まずは土地についての確認

ご両親所有の土地の種類が何になっているのか、質問からはわからないのですが
「宅地」ではないのでしょうか?「農地」でしたら色々面倒な手続きが必要になってきます。
まず順番としては、家が建てられる土地かどうか調べることが第一です。

最寄の役所の都市計画課・宅地課などの相談窓口で家を建築する方法を尋ねるとよいと思います。


■資金繰りの確認

家が建てられると分かれば、預貯金から住宅に充てられる頭金や、ローン計画を考えます。
銀行窓口に相談するよりも、ネットでシミュレーションが計算できるようになっているので
あらかじめ概算を把握しておくとよいと思います。


■新築する家をイメージする

住宅メーカー、建築士、工務店などに相談しながら家の設計にかかります。
いくつか見積もりをとって納得のゆくプランを選びます。
次はローン審査を受けることになるのですが、その際には施工業者の見積もりが要ります。
また、施工業者の信用も審査に含まれるので、この時点で施工業者を決めておく必要があります。


■ローンの審査等

諸費用を含んだ工費を基本設計で概算でだしてもらい、ローンの審査となります。
ここで審査に通れば、詳細を詰め、設計計画が決定すれば許可申請を出します。
許可申請後は建築確認申請→着工→完工→引き渡しという流れになります。


■住宅取得に必要な準備資金

上記プロセスをお読み頂ければ、かなり面倒な手続きが山積みであることは分かって頂けると思います。
すぐに住宅を建てられる土地であればよいのですが、
そうでない場合はその審査にも費用や時間がかかります。
ここまでで贈与税や審査に必要な費用等資金が必要です。

そして、家を建築するにも建築士やハウスメーカーに、
設計プランを依頼するだけでも費用が発生する場合もありますし、当然建築費用は大きな金額になります。

また、不動産を取得すると、不動産取得税や固定資産税や印紙税等もかかります。
純粋に物件にかかる費用以外にも必要な費用が多くあることを認知しておいてくださいね。


■タイミングよりも資金づくり優先で

消費税値上げを考慮して、急いで家を建てようとなさっているようですが
何より大事なのが資金繰りです。
手元に充分な準備資金があるのであれば全く問題ありませんが、そうでないのであれば
資金づくりを第一に考えたいところです。

無理なローンを組んでしまうと、ローンは完済するまでついてくるので
生活が貧窮するような事態に陥ると、生活そのものが破たんしてしまう恐れがあります。

まず、注文住宅(土地あり)の場合は物件価格の4%程諸経費が別途必要となります。
それプラス、手付金として物件価格の最低10%~20%の頭金が必要です。
いかがですか?
預貯金からそれだけ支出してまだゆとりはありますか?
(私の場合は200万円程は預貯金が残る状態で住宅を取得しました。)

ここで、赤字やギリギリという状況であれば、もう少し預貯金を増やしてからということになりますね。


このように、念入りな資金計画が必要ですし、申請にもかなり時間を要するものがありますので
慌てて10月申請に固執しない方がいいと思います。
国が住宅取得についての特例を設ける可能性もないわけじゃないですしね。
住宅取得は一生で一番大きな買い物なので、どうか慎重に慎重を重ねて取り組んで下さいね。

家計節約の王道は電気代から

電力自由化がスタートします! シュミレーションできるサイトを載せておきますね。 家族持ちの人は東電よりもお得になる傾向が多くなるでしょうね。

関連記事

Return to page top